精神保健福祉士
精神保健福祉課 基本方針
- 人権に配慮された医療が提供できるよう、治療導入早期から患者さま・家族の医療相談や生活相談へ対応します。
- 院内の各部門や院外関係機関との連絡調整窓口として機能を強化します。
- 社会資源を活用し、患者さまの地域生活を支えるとともに、自己実現に向けた社会復帰の促進を支援します。
- より質の高い知識や技術の習得をめざし、積極的に研修会や学会等へ参加し、自己研鑽に努めます。
- 個々の業務量に不均衡が生じないよう公平な業務調整を行い、健康で働きやすい職場環境を整えます。
精神保健福祉士の活躍する場所
精神保健福祉班
15名の精神保健福祉士がいます
主に入院中の患者さまへ支援をしています。経済的な相談や福祉サービスの調整など行い、患者さまや家族が再び安心して地域で暮らしていけることを応援します。
新人PSWがベテランPSWからのスーパーバイズを受けることができるように各病棟へは複数名のPSWが配置されています。数多くのケースに出会うことができるので、様々な対応力を身につけることができます。
患者さまがより本人らしい生活へ戻っていくことを目指し、14名一丸となってがんばっています。
地域連携班
6名の精神保健福祉士がいます
患者さま、ご家族、関係機関からのご依頼を受けて受診や入院調整をしています。
関係機関と連携しながら、外来患者さまの支援をします。
患者さまの個別の状況を伺いながら、柔軟な対応を目指しています。
デイケア班
1名の精神保健福祉士がいます
デイケア利用開始時から、デイケア終了後を見据えた支援を心がけています。
利用目的について定期的に利用者さまと話し合い、他職種とチームを組み、地域の支援者の皆さまとも連携しながら、就労を含め、地域で安心した生活が送れるよう支援を行っています。
東古松サンクト診療所
2名の精神保健福祉士がいます
東古松サンクト診療所にはデイケア業務と外来業務があります。デイケアでは個別支援に加えて、プログラムの企画や運営もします。外来では患者さまの要望に沿った社会資源の情報提供や導入支援をしたり、初診のインテークもしています。また、県から委託を受けたアウトリーチ事業も実施しています。
地域生活を送っている方々の支援は、こちらが予想した以上の生活能力を発揮する場合もあります。そのたびに新鮮な驚きがあり、非常にやり甲斐を感じられます。
相談支援センター鹿田
2名の精神保健福祉士がいます
相談支援事業所では患者さまや家族などからの相談に応じ、地域生活に必要な障がい福祉サービスを利用するための支援を行います。
また、入院棟とも連携を図りながら、入院中から退院後の地域生活の安定に向けたお手伝いをさせていただきます。
病院と地域をつなぐ架け橋となり、患者さんの地域生活の可能性を広げていきます。