• 文字サイズ

【依存症精神医学研修1年集中プログラム】

前 期(6カ月間)

① 依存症精神医学に関する知識の向上

アルコール使用障害や物質使用障害のみならず、ゲーム障害、ギャンブル障害の行動嗜癖の疫学と病態について学びます。

②物質使用障害を抱える患者に対する肯定的な態度と診療への責任感の育成

指導医のスーパーバイズを受けながら、急性期病棟で担当患者を受け持ちます。

③ 治療プログラム・自助グループに参加します。

④指導医の外来診療から、外来診療について学びます。

後 期(6カ月間)

①包括的アセスメントと治療計画の策定

生物・心理・社会的な視点から広範なアセスメントを実践し、治療計画を立て、多職種チームのリーダーとして役割を果たします。

②心理社会的な治療の実践

行動療法、再発予防プログラム、動機付け面接を実践します。

③併存精神疾患の複雑症例

気分障害やADHDを併存する症例を経験し、EBMに基づいた治療実践を行います。

---  研修修了時に身につくことが期待される基本的能力  ---

研修修了時には以下の依存症精神医学に関する基本的能力が身につくことが期待されます。

  • 物質使用障害のスクリーニング
  • 簡易介入
  • 物質使用障害の診断的面接
  • 物質使用障害に伴うリスク管理
  • 物質使用障害のケースフォーミュレーション
  • 併存精神疾患のアセスメントと治療
  • アルコール依存症に対する薬物療法
  • リカバリー志向的アプローチ
  • 認知行動療法
  • 動機づけ面接
  • 自助グループや回復施設(ダルク、マック等)との協働等

研修責任者

院長 来住由樹
研修責任者 橋本望

お問い合わせ窓口

不明な点などありましたら、問い合わせフォームまたは担当者までお問い合わせください。
内容に応じて、研修責任者等から電話またはメールにて回答いたします。