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臨床研究部とは

 臨床研究部では、重症精神疾患の病態解明のための臨床研究に取り組み、得られたデータや成果を公表するとともに、精神科医療の研究・診療に携わる人材の育成に努めています。

研究・調査に関するお知らせ・情報公開

当センターにおける臨床研究

当院では倫理審査委員会の承認を得て、以下の臨床研究を行っております。

当センターのみで行っている研究

研究課題名主任研究者
高速液体クロマトグラフィーを用いた
血漿中クロザピン濃度の測定に関する研究
矢田勇慈
児童思春期の治療抵抗性統合失調症患者に対する
クロザピン長期使用の有効性と安全性の検討
大重耕三
自己免疫性脳炎ならびに
他の器質性脳疾患と精神疾患の関連性の研究
吉村文太
アリピプラゾール経口薬から
持効性注射剤への切り替えによる患者、
家族の健康度や生活への影響についての研究
宋龍平

他施設が主管施設として行っている多施設共同研究への参加・協力

研究課題名主管施設
精神病性障害関連遺伝子の解析研究
(クロザピン誘発性無顆粒球症予測に関する研究)
大阪大学
/藤田保健衛生大学
統合失調症ならびに双極性障害患者における
糖脂質代謝障害と抗精神病薬使用時の
代謝能変化に関する研究(matSaB study)
北海道大学病院
初回エピソード精神病
多施設ランダム化比較試験
(J-CAP study)
東京大学
/東京都医学総合研究所
治療抵抗性または薬剤不耐性の大うつ病エピソード
(単極性うつ病および双極性うつ病エピソード)に対する
反復性経頭蓋脳磁気刺激法(rTMS)の
実施可能性の検討および有効性と有害事象の予備的検討
岡山大学
精神障害者の重症度判定及び
重症患者の治療体制等に関する研究
-精神科新規入院患者の在院長期化要因に関する前向き調査-
平成帝京大学
アルコール依存症に対する
総合的な医療の提供に関する研究(H26-H28)
・アルコール依存症患者の生きづらさの多施設研究
 ―信頼感とストレス対処能力―
久里浜医療センター
医療観察法における、新たな治療介入法や、
行動制御に係る指標の開発等に関する研究(H27-H29)
・治療抵抗性統合失調症に対する
 効果的かつ安全な治療法の確立に関する研究
・指定入院医療機関退院後の
 予後に影響を与える因子の同定に関する研究
国立精神・神経医療
研究センター
薬物使用に問題を持つ人に対する
インターネットを介した認知行動療法プログラムの
有効性に関するランダム化比較試験
(e-SMARPP:Serigaya Methamphetamine
Relapse Prevention Program)
東京大学大学院
青年期・成人期発達障害者の医療分野の支援・治療についての
現状把握と発達障害を対象とした
デイケア(ショートケア)のプログラム開発
昭和大学
WHO世界戦略を踏まえた
アルコールの有害使用対策に関する総合的研究(H25-H27)
久里浜医療センター
精神疾患患者に対する
訪問薬剤指導実施の有効性について
さわ病院
統合失調症維持期での抗精神病薬の
2年間有用性研究:多施設ヒストリカルコホート研究
慈圭病院
多施設における継続的な行動制限・医療の質ベンチマーク調査
(精神科医療の質の評価と均てん化に関する研究)
国立精神・神経医療
研究センター

組織(スタッフ)

職 名氏 名職 種
院長来住 由樹医師
臨床研究部長児玉 匡史
臨床研究課長
医療技術課長矢田 勇慈
リハビリ課長佐藤 康治郎
  藤原 雅樹(岡山大学)
  宋 龍平
薬剤課長馬場 大樹薬剤師
治験班長北川 航平〃(CRC)

リンク

ouh-elearn-jp

岡山大学病院 臨床研究等・治験に携わる人のためのeラーニングサイト
https://www.ouh-elearn.jp/

icrweb-jp

厚生労働省・文部科学省 推薦 ICR臨床研究入門
https://www.icrweb.jp/icr_index.php

elcore-jsps-go-jp

日本学術振興会 研究倫理eラーニングコース
https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx

当センターについて