プログラムの特色
岡山県精神科医療センター
依存症精神医学研修コース(1年集中コース)
アルコール使用障害を含めた物質使用障害(SUD)の高い有病率や、SUDに身体・精神障害を合併することが多いことを考えると、一般精神科医が依存症医学の基本的なコンピテンシーを備えることは必須です。しかしながら、依存症精神医学について体系的に学ぶ機会は、我が国において限られています。
当院は、中四国で最初に依存症拠点機関の指定を国から受けた、依存症診療の実績がある医療機関です。外来診療、入院診療、多職種連携治療が活発で、自助グループや民間回復施設とのつながりも深く、短期間で、依存症に関する多くの臨床経験を積むことができます。
ただし、研修期間中も、外来や当直を含めた一般精神科臨床にも従事します。また、1年期間終了後の延長も可能です。